無料オフィスアプリケーション:OpenOfficeプロジェクト,終焉へのカウントダウンか・・・LibreOfficeのインストールへ
2016年9月20日火曜日
無料オフィスアプリケーション:OpenOfficeプロジェクト,終焉へのカウントダウンか・・・LibreOfficeのインストールへ
オープンソースのオフィススイートといえば、いまではLibreOffice以外考えにくい状態になっています。しかし、そのLibreOfficeが誕生するきっかけとなったプロジェクトに「OpenOffice.org」があったことをご存知の方も多いと思います。
実は、LibreOfficeの元祖なのです。LibreOfficeは、OpenOfficeから派生したもので、企業の傘下になりたくないメンバーが開発を続けているものです。OpenOfficeはカモメのマークで、過去に大変お世話になりました。
OpenOfficeは正確にいうと、Apache Foudation配下の「Apache OpenOffice」として細々とプロジェクトが継続してましたが,ついにその寿命が名実ともに尽きる瞬間が刻一刻と迫っているようです。
それは、次のような言葉からも推測できます。
「私は定点観測を続けてきたが,Apache OpenOfficeプロジェクトは,プロジェクトとしてエネルギッシュな活動を続けるにはそのキャパシティに限界がある」―こんな書き出しで始まるメールが9月1日,OpenOffice開発者メーリングリストに投稿されたそうです。投稿したののはOpenOfficeプロジェクトのチェア(代表)を務めるデニス・ハミルトン(Dennis Hamilton)氏でした。ハミルトン氏は続けて,OpenOfficeプロジェクトが深刻な開発者不足に直面しており,このままではApacheプロジェクトとして存続してくために必要な「The Apache Project Maturity Model(Apacheプロジェクトの成熟モデル)」の要件を満たせない現状を述べています。
特に、ハミルトン氏が指摘しているのは,クオリティに関わる部分のQU20「プロジェクトはソフトウェアをセキュアにしてくいことに高いプライオリティを置かなければならない」とQU50「プロジェクトは迅速にバグレポートに対応していかなければならない」について,OpenOfficeがプロジェクトとして対応しきれなくなっているという点です。少なくとも3人は必要なPMC(Project Management Committee)メンバーも現状ではひとりもいない状態であり,新しいリリースはおろか、セキュリティフィックスすら困難な状況に陥っていると言っています。これ以上Apacheプロジェクトとして存続させていくのは難しいと判断したハミルトン氏は,コミュニティに対しOpenOfficeプロジェクトの終了を提案しています。
また、OpenOfficeの最新アップデートは2015年10月28日に公開されたOpenOffice 4.1.2です。LibreOfficeの最新版がつい先日,8月29日に出ていることを考えると,いかにプロジェクトとしての活性度に差があるか一目瞭然です。
そこで、ここでは最近お世話になっている軽量LinuxのDebianDogにLibreOfficeの最新版をインストールすることにしました。
最新のLibreOfficeは https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-fresh/ からダウンロードできます。
もちろん、メインインストーラーのDebian用と、日本語訳インターフェースを入手をダウンロードします。
まず、LibreOffice_5.2.1_Linux_x86_deb.tar.gz をクリックして、解凍します。
LibreOfficeのフォルダの中にDEBというフォルダがあるので、その場所にいって、
$ sudo dpkg -i *.deb
とします。
同じように、LibreOffice_5.2.1_Linux_x86_deb_langpack_ja.tar.gz と LibreOffice_5.2.1_Linux_x86_deb_helppack_ja.tar.gz をインストールしました。
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フラッシュメモリは安価な並行輸入版で十分ではないでしょうか?品質は全く同じです。僕は安いフラッシュメモリを買って、LinuxなどのOSをインストールして楽しんでます。
PuppyLinuxを使うのにそれほど高価なコンピュータを購入することはありませんが、僕のように、そればかりを使う人も少ないと思い、MS WINDOWS 10も動作するコンピュータを選んでみました。
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ノートパソコンやモバイルパソコンは、日常的に使うようになってきました 。毎日使うものには、少しお金をかけてもいいかもしれません。
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