軽量Linux:最初から日本語化された「tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE)」を試してみました!
2016年9月28日水曜日
軽量Linux:最初から日本語化された「tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE)」を試してみました!
PuppyLinuxの日本語フォーラムに日本語化されたPuppyLinux「tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE)」が紹介されています。
作者の「thinkpadnerd」さんによると、precise 5.7.1 jp から移行する場合や、windows (特に2017年4月にサポートの終わる vista) を置き換える場合に利用されることを想定しています。
ということです。どうして、このような発想が今まで現れなかったかと思うくらいです。英語版のPuppyLinuxをインストールして、後で、日本語化することは、慣れている人にとっては簡単ですが、そうでない人にとっては結構高いハードルになってきます。
また、CDだけで起動して日本語入力をはじめ、CDやDVDを焼いたりするのにも使用できると思います。
この、「tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE)」版にはもちろん(PAE版)もあるので、自分の環境に合わせてダウンロードすればよいでしょう。
開発において、「lang_pack_ja-2.0.sfs」 を利用して日本語化していて、日本語化以外には何も加えたり、削ったりしていません。と書いていますが、ユーザーの視点に立った、細かな修正がなされています。
例えば、「abiword」 を起動する時だけ、scim-bridge を使うように設定。scim-bridge の実行属性が消えてしまうことがあるので、念のため chmod コマンドを加えてあるということです。・・・これは、「abiword」でも他のアプリケーションと同様、日本語のインライン入力を可能にしているのだと思います。
さらに、
○メニューなどの修正
1. Puppy ログアウト (logout_gui)
「X Grapchical サーバー」 -> 「X Graphical サーバー」(英語綴りの修正)
2.「Puppyパッケージマネージャ」という項目が3つ現れるので、修正。
Puppyパッケージマネージャ -> クイックペット
Puppyパッケージマネージャ -> Tahr アップデート
3. windows ユーザに馴染みのないアプリに日本語の説明を追加。
Gnumeric spreadsheet editor -> Gnumeric 表計算
mtPaint graphic editor -> mtPaint 画像編集
DeaDBeeF -> DeaDBeeF オーディオプレーヤー
Palemoon -> Palemoon ブラウザー
FlSynclient configure your touchpad -> FlSynclient タッチパッドの設定
と変更を加えていて、とても親しみやすいものになっていると思います。
この、日本語化された「tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE)」版や(PAE版)は パピーリナックス日本語フォーラム http://sakurapup.browserloadofcoolness.com/viewforum.php?f=24 からダウンロードできます。
ぜひ、試してみてください。
1 起動した直後の様子です。すべて、日本語表記になっていました。
2 次の画面は、ネットワークの設定の画面になります。簡単に無線LANも接続できました。
3 ブラウザはPaleMoonでした。メニューは日本語化されています。
もちろん、日本語入力もできます。
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□広 告
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ノートパソコンやモバイルパソコンは、日常的に使うようになってきました 。毎日使うものには、少しお金をかけてもいいかもしれません。
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