今でもWindows XP:僕がXPをインストールして使いつづけている方法(完成版)!
2016年5月31日火曜日
今でもWindows XP:僕がXPをインストールして使いつづけている方法(完成版)!
今日は朝から晴れています。午後から暑くなりそうです。
windows XPのサポートが切れて2年近く経つ2016年5月現在、XPパソコンをインストールやリカバリーして購入時状態に戻してしまっても、windowsアップデート(Microsoftアップデート)で過去の更新をすべて適用することができるのかすごく不安でした。実際やってみても、WIndows Updateの画面すら表示できないことがありました。
いまでもXP搭載パソコンをネットにつなぐ賛否はともかく、ここに書いていることは僕が実際にやってみたレポートです。
最近、自分の意志に関わらず、勝手にWindows 10にアップデートされる問題が取り沙汰されています。
自分が好むと好まないに関係なく、仕事の環境が勝手に変わるというのはいかがなものでしょうか?
すごく、昔の車が好きなので、クラシックカーを運転して楽しんでいたら、もっと発展した未来カーがあるので、取り替えさせていただきました。というのとあまり変わらない気がします。
しかも、使っている環境を考えずにWindows10に強制的に変えるというのはどんな発想からでしょうか?
僕は、ずっとWIndows XPこそマイクロソフトが提供したOSの中で一番優れているOSだと認識して使いつづけています。
先ほど、いったようにその是非は抜きにして、少しでも安全に使う方法を模索した方法を書き留めたいと思います。
まず、新規にWindows XPをインストールやリカバリーをして、まず最初にやらなければならないのは、XPのService Packを導入することです。今までの累積された脆弱性を修正することからはじめます。
しかし問題は、SP2やSP3をどこからダウンロードするかです。すでに、マイクロソフト公式サイトからはダウンロードできなくなっています。
サービスパックをダウンロードする方法は2つあります。
1つは「Internet Archive Wayback Machineからダウンロードする方法」もうひとつは「マイクロソフトUpdateカタログからダウンロードする方法」です。
1 Internet Archive Wayback Machineからダウンロードする方法
サービスパックのSP3にするためには、SP1かSP2である必要があります。XP初期のPCで、サービスパック未適用のXP無印の場合は、先にSP2をインストールする必要があります。下記のリンクからダウンロードしてください。
SP2-32bit
SP3-32bit
それから、Internet Explorer 8(Windows XP用)も必要です。
Internet Explorer 8(Windows XP用)も必要です。
下記のリンクからダウンロードします。
Internet Explorer 8(Windows XP用)
2 Fix it 50777を実行します。
SP3とIE8をインストールしたら、下記マイクロソフトFix itを実行します。ここで先に「Windows Update」を開いても、「Windows Update」は実行できません。
マイクロソフトFix it 50777のダウンロード
この4つのファイルは、今後ダウンロードできなくなるかもしれないので、どこかに保存しておくと良いかもしれません。
3 windows updateを実行
スタートボタン→すべてのプログラム→Windows Updateを開きます。これでwindowsアップデートの更新ができる状態になっているはずです。Office搭載パソコンの場合は、Windows UpdateをMicrosoft Updateに更新したほうが、Officeの更新も一緒にアップデートできるので良いかもしれません。
4 windows update agent最新版
windwos update agentの最新版を先にインストールしないとupdateができない場合があるようです。
x86ベースのWindows用ダウンロード
5 Windows Updateの実行
合計160個くらいの更新プログラムをインストールできました。
少し、急な仕事が入ったのでこの続きは後ほど書きます。
今後、書く予定の項目は
1 マイクロソフトUpdateカタログからダウンロードする方法
2 Windows XPにウィルス対策ソフトの導入
3 あと5年XPを使い続けるには(2019年まで)
Windows Embedded POSReady 2009のアップデートを使用する方法
となっています。
6 マイクロソフトUpdateカタログからダウンロードする方法
これは、正規のマイクロソフトからサービスパックをダウンロードする方法です。
Windows XPのService Pack3と2が2016年2月以降、ネットで検索してマイクロソフトサイトに行っても、「We are sorry, the page you requested cannot be found.」となってダウンロードできなくなっています。前の記事でInternet Archive Wayback Machine(過去記事)からダウンロードする方法をご紹介しましたが、マイクロソフト(Windows)Updateカタログからダウンロードする方法もあります。
WindowsのInternet Explorerで、下記マイクロソフトUpdateカタログのページを開きます。必ずWindowsかつIEで開く必要があるので注意してください。
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/Home.aspx
初めてUpdateカタログにアクセスしたときは、ダウンロード用アドオンをインストールするか聞いてくるので許可してください。
Firefoxでアクセスすると
この Web サイトには、Windows 2000 SP3、Windows XP、または Windows Server 2003 以降を実行するコンピュータ用の更新プログラムのみがあります。それ以外の Windows オペレーティング システムを使用する場合は、 Microsoft ダウンロード センターから更新プログラムを取得できます。
と表示されます。しかし、文章を読むと目的のものが存在することがわかります。
7 Updateカタログでの検索方法
Updateカタログで検索してサービスパックを探すのですが、検索ワードに工夫が必要です。SP3は「KB936929」で検索すると一発で出てきますが、SP2のKB番号である「KB835935」で検索しても出てきません。ここでは「 Windows XP Service Pack 」と入力して検索します。すると、140個検索に出てくるので、ファイルサイズが大きいサービスパックはサイズ欄を2回ゆっくりクリックすると、サイズで並び替わって見つけやすくなります。
8 ウィルス対策ソフトの導入
いよいよ、ウィルス対策ソフトを導入します。
XPに対応しているウィルス対策ソフトはまだまだあります。
アンチウイルスソフト AVG や アバスト! (avast!)が有名ですが、僕はAVGの方をよく使っています。
AVGは http://www.forest.impress.co.jp/library/software/avgfreejp/ からダウンロードできます。
8 あと5年XPを使い続けるには(2019年まで)
「Windows Embedded POSReady 2009」はWindows XPのカーネルがベースになった組み込み機器対象のOSになっています。POSReady 2009のサポートは2019年4月まで続けられるのですが、セキュリティアップデートの内容はWindows XPのモノと全く同じになっており、Williams氏はレジストリハックを利用して、Windows XPでPOSReady 2009のセキュリティアップデートを受ける方法を編み出したいうことです。 具体的には簡単で、「XP.reg」という名前のテキストファイルを作成します。名前をつける際は拡張子が「.txt」ではなく「.reg」であることを確認してください。「XP.reg」を作成したら右クリックから編集を選び、32ビット版XPであれば、下記のテキストをコピーして貼り付けます。これだけのようです。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\WPA\PosReady]
"Installed"=dword:0000000
1 作成した XP.reg をダブルクリックして、レジストリに情報を追加した後、ウィンドウズアップデートを行います。
2 この方法で、Windows アップデートを実行してみました。そうすると次のような画面が現れました。
3 MicroSoft Windows XP Embedded と言う表示と「優先度の高い更新プログラム」が現れて、「更新プログラムのインストール」を実行すると、「Internet Explorer 8」が更新されました。 もちろん、Microsoft社はこのような方法は認めていませんので、実行する場合は自己責任でお願いします。
□ 地震対策セット
玄関先に置いておき、何かあればすぐにこれだけを持って逃げることが出来ます。地震が起これば当然ですが、あれこれ、迷う時間はありません。デザインもシンプルですので邪魔になることはないでしょう。これで当分の危機はしのげるはずですので、その他日頃から飲んでいる薬があれば、これにいれておくといいかもしれません。
□ フラッシュメモリは安価な並行輸入版
フラッシュメモリは安価な並行輸入版で十分ではないでしょうか?品質は全く同じです。僕は安いフラッシュメモリを買って、LinuxなどのOSをインストールして楽しんでます。
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