軽量Linux:もう一度ubuntu Lubuntuという選択はどうでしょう!






 おはようございます。6:10分です。今日は少し寒いですがこの前のような寒さではないです。週末、雨の気配がします。

 僕は今まで、Linuxは軽量であればあるほど良いという視点から、Linuxの選択をしていました。その中で優れているなと感じた軽量Linuxは「PuppyLinux」PuppyLinuxの仲間ですが少し系統が違う「DebianDog」また「antiX 」、仕事によく使っている「linuxBean」、スマートフォンとの連携に「android-x86」などを試してきました。

 しかし、「android-x86」を除いて、これらのLinuxの開発には個人の力が大きく関わっていることに気が付きました。

 もし、何らかの理由で開発が中止された時のことを考えると、少し不安な気持ちがよぎります。

 ずっと昔、まだubuntuがCDに収まっていた容量の時には、ubuntuを使っていたことを思い出しました。このLinuxの良い所は、コミュニティーが開発しているところです。バージョンアップの時期も公表されており、安心できます。

 しかし、最近のubuntuはuniyを採用したメジャーなものは、すでにCDには収まらない容量になっていて、インストールしても、とても軽量Linuxとは呼べないものになってしまいました。

 僕がやりたいことは、インターネットにアクセスして情報のやりとりをすることや、メール、時には文書の作成くらいです。これがきちんとできれば、おそらく仕事の9割に対応できるはずです。

 そのために、先ほど述べた軽量Linuxを使っていました。もちろんこれからも使い続けるでしょう。

 しかし、一つくらいは、コミュニティーが関わって開発しているLinuxもおさえておきたいと思うようになりました。

 いろいろ、思い出して見ると以前LubuntuというLinuxを使っていたことを思い出しました。そこでLubuntuのウェブサイトをのぞいてみると、システム要件には次のように書かれていました。

システム要件

多くのテストを行い Lubuntu は 128 MB RAM を搭載した Pentium II または Celeron へシステムインストールすることができることが判明しましたが、このようなシステムは、日常の使用では十分動作できないでしょう。
RAM 256MB〜384MB でシステムパフォーマンスが良くなり、より使用できるようになります。
512MB RAM が使用できれば、しばらく心配する必要はありません。
デフォルトの「Desktop」インストーラーは、384〜800MB の RAM (選択したオプションによって異なります)が必要です。もし問題がある場合はalternative インストーラー を使用してみて下さい。

これなら軽量Linuxとして十分活躍できそうです。

興味のある方はぜひ https://wiki.ubuntu.com/Lubuntu/Japanese をご覧になってください。



では、インストールしてみます。

Lubuntu をインストール

1 まず、Lubuntu 14.04 LTS のISOファイルをダウンロードし、CDあるいはUSBへコピーします。

Lubuntu 14.04 LTS 32Bit 版 → http://cdimage.ubuntu.com/lubuntu/releases/14.04/release/lubuntu-14.04-desktop-i386.iso

Lubuntu 14.04 LTS 64Bit 版 → http://cdimage.ubuntu.com/lubuntu/releases/14.04/release/lubuntu-14.04-desktop-amd64.iso

上記のISOをダウンロードし、CD-RまたはDVD-Rに焼くか、USBへコピーします。

2 Lubuntu 14.04 LTS の インストール

Lubuntu のインストール自体は、他のLinuxディストリビューションと同じように 先に準備した CD/USB をロードして、インストールします。 他のLinuxディストリビューションに比べれば非常に簡単にインストールすることができるように思いました。

 Lubuntu 14.04 LTS のCD or USB をセットし、システムの再起動を行います。

 Lubuntu 14.04 LTS のCD or USB をセットし、システムの再起動を行います。必ずBIOSでCDまたはUSBから起動できるようにしておてください。このバージョンから、最初から日本語の表示日本語入力ができるようになっています。

起動すると以下のような画面が表示されるので当然日本語を選択します。



3 次にインストール画面が表示されます。



4 単純にLubuntu インストールしたいのであれば、Lubuntuをインストール(I) を選択し、を入力します。

もし、インストールせずに、試してみたいのなら、「インストールせずにLubuntuを試してみる」を選択します。僕はこちらの方を選んで、その後インストールしました。

5 インストーラを起動しました。



6 言語を選択します。もちろん日本語を選択します。最初からそうなっていると思います。



7 Lubuntuのインストール準備画面が表示されます。

この画面の前に、インターネット接続に関する設定画面が現れますので、必ずインターネットに接続しておいてください。そうでないと、日本語入力など設定ができないようです。



8 次に、インストールの種類画面が表示されます。本来であれば下の図のように「ディスクを削除してLubuntuをインストール」を選びますが、僕はUSBメモリーにインストールしたかったので、「それ以外」を選択しました。



9 次に、タイムゾーン(地域)を選択します。最初から「Tokyo」になっていました。そのままで良いと思います。 次に、タイムゾーン(地域)を選択します。



10 キーボードモデル選択をします。デフォルトの設定のままで良いはずです。



11 ユーザ情報を設定します。



12 インストールを実行します。あとは、自動でインストールしてくれるので、コーヒーでも飲んで待ちます。



13 インストールが終了して再起動した画面です。少し壁紙を変えてみました。本質と関係ないところをいじってしまうのが僕の悪い癖です。



実はこのブログの記事もLubuntuで書いています。

サクサク動作し、実に快適ですよ!

なお、今まで僕が関わってきた「PuppyLinux」「DebianDog」「antiX」「linuxBean」などにもこれからもお世話になるとおもいます。特に「linuxBean」はubuntuベースですがLubuntuと比べても優れているところがたくさんあります。今後も開発が続くことを祈っています。

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